こんにちは!

さてさて今日は、登録免許税の振込方法のお話。
免許税の納付は、印紙を貼るか引き落としかのどちらかが多いと思います。
ちなみにうちの事務所は、印紙が主流。
最近知ったのですが、印紙は割と少数派みたいですね!?

まあ、それはさておき。
補助者になりたての頃、先輩が担当した案件で「免許税が約1000万!」というものがありました。
さすがに印紙を1000万分貼ることは不可能なので(笑)、その時は金融機関から振込納付をすることに。

今回はその方法を備忘録も兼ねて記事にします。

免許税を金融機関から振り込むと決まったら!
やることは3つです。


1.管轄の法務局に電話して、振込先の税務署管轄に指定があるか確認
2.税務署から振込用紙をもらって記入
3.金融機関で振り込む



1.税務署の管轄確認
法務局と同じように税務署にも管轄があるので、振込先がどこでも良いのか確認をします。
・・・・・・が!!
登録免許税は国税なので、本来は確認するまでもなく全国どこの管轄でも良いはずです。
ただ、以前実務家の方のブログで「例外があるらしい」というのを見てしまいまして・・・
「そんなん言われたら不安になるじゃーーーん(´Д⊂)」ってことで、一応毎回確認してます(汗)
ちなみに私も数回しか経験ありませんが、管轄指定されたことはまだありません(笑)


2.税務署への振り込み用紙に記入
振込用紙は税務署に置いてあるので、事務所にストックしておきます。
ちなみにフォーマットはこんな感じで、記入する部分はこちら。


図1


①申請年度
こちら、年度の数え方は4月1日~3月31日だそうで、
もし令和3年2月に申請する場合は、「02」と記入します。

②&③税区分
「221」&「登録免許税」と記入

④金額
納付金額を記入。赤の枠線で囲み忘れましたら、一番下にも記入します。

⑤振込人
・・・ここ!!問題はここです!!
本人申請であれば、免許税を振り込む人が記入すれば良いのでシンプルなのですが、司法書士事務所が振り込む場合ってどう書くんだろう???ってとても悩みました。
たぶん、代理人が振り込む場合でも、本人の名前を書くんだろうな・・とは思うのですが、うちの事務所では代理人の名前を書きます。
※事務所名ではなく、「司法書士〇〇(名前)」という感じ。
これは事務所によって色々ありそうだなぁ~。
本人の名前を書いたことがないので、実際大丈夫かどうかは分かりません!

あと、赤枠で囲んでいませんが、税務署名と税務署番号も記載しましょう!
法務局から指定された場合はそこの管轄を記入、指定がなければどこでもOK
※税務署で用紙をもらうときに、既にその管轄が記載されているものと空欄になっているものがあるので、うちの事務所はどちらも複数枚保管してます。


3.金融機関で振込
振込用紙に記入して窓口で振り込みます。
金融機関や出金元口座の名義によって必要物は異なるので要確認。
うちは名義に事務所名が書かれているので、届出印と通帳を持参していますが、
個人名義のものだとおそらく委任状がいるはず。


っと、こんな感じでしょうか。
免許税が多額≒大きな案件なので、ただ振り込みを任されるだけでもちょっと緊張します(汗)

ちなみに、金融機関から受け取った控えはその原本を免許税納付用紙に貼り付けます。
コピーやスキャンを取っておくことをお忘れなきように。